天然ダイヤモンド、人工ダイヤモンド、モアサナイトの違いとは
さまざまな分野で、技術の進歩が急スピードで進む今。ダイヤモンドの輝きを目指して、「人工ダイヤモンド」を造ろうとする技術も、急速に進歩を遂げています。
では、「天然ダイヤモンド」と「人工ダイヤモンド」ってどう違うと思われますか? また、ダイヤモンドを超える輝きを持つと言われている、「モアサナイト」とは一体どう違うのでしょうか?
今回はその違いについて、解き明かしていきます。
「天然ダイヤモンド」と「人工ダイヤモンド」ってどう違うの?
「天然ダイヤモンド」と「人工ダイヤモンド」。この2つの違いはなんでしょう?
答えは、その歴史と製造方法。「天然ダイヤモンド」は、地球の奥深く、超高圧、超高温の「マントル」で数億年、時には数十億年かけて生成される神秘のジュエリーです。
一方、「人工ダイヤモンド」は、当然どれも人工的に造られたものですが、その中で大きく2つの種類があります。化学構成や組成も完全に「天然のダイヤモンド」と同じであり、アメリカ連邦取引委員会にも本物のダイヤモンドと認められた「ラボグロウンダイヤモンド」と、単純に見た目をダイヤモンドに似ている「キュービックジルコニア」「クリスタル」などです。
実は、どこまでを「人工ダイヤモンド」と呼ぶかなど、まだ表現や記載は日本でも統一されていないので、この2種類の線引きは難しいところです。
サスティナブルなジュエリー「ラボグロウンダイヤモンド」
化学構成も組成も「天然ダイヤモンド」と同じ「ラボグロウンダイヤモンド」の造り方には大きく2つの方法があります。
1つは、「マントル」の環境を人工的に再現して、高温に加熱した工場内で高い圧力をかけるというもの。もう1つは、メタンガスとマイクロ波を使って、ダイヤの種となる「炭素のかけら」を雪のように降り積もらせ、層を作るというもの。
どちらも、“工場生まれ”とあなどることなかれ! 以前は品質が低いものが出回ることもありましたが、現在の技術では、「天然ダイヤモンド」と同じカットをすることで、プロでも見分けが難しい、高品質なものを造ることができます。
しかも、価格はダイヤモンドの約1/2と手頃なものも! 天然もののように採掘の必要がないので、大きな穴を掘るために土を掘り返したり、土の中の大気汚染物質や二酸化炭素を排出するなど、自然に影響を及ぼすこともありません。
それゆえ、地球にやさしい「サスティナブル」「エシカル」なジュエリーとして、欧米のセレブリティから注目されているのです。
ダイヤモンドの“類似石”として造られた「キュービックジルコニア」
「キュービックジルコニア」は、日本でも手軽に手に入るので、一度は見かけられたことがあるのではないでしょうか?
通称「CZ」と呼ばれており、ダイヤモンドの“類似石”として人工的に作られたジュエリーです。
「ジルコニウム」というダイヤモンドに並ぶほど硬い素材でできており、光の屈折率がダイヤモンドとほぼ同じ。ですから、よく似た輝きがあり、一見ダイヤモンドとの判別が難しいほど品質が高いものもあります。
宝石に負けないガラスの輝き「クリスタル」
「クリスタル」も、ダイヤモンドの“類似石”として作り出したジュエリーです。
厳密に言うと「クリスタル」と呼ぶものには、天然のクリスタル(水晶)も含まれますが、ここでいう「クリスタル」は、無色透明のクリスタル・ガラスでつくられたジュエリーを指します。なかでも最も有名なのは、「スワロフスキー」のブランド。ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その一番の特徴は、鉱物ではなくガラスで造られているということ。しかも宝石に負けないほどキラキラと光り輝くため、存在感は抜群!
ただ、キュービックジルコニアより硬度が低く、欠けやすい、壊れやすいためという特徴があるため、長年利用するジュエリーにはあまり適していません。
「人工ダイヤモンド」とは一線を画す「モアサナイト」
このように、ダイヤモンドの輝きを目指して造られた「ラボグロウンダイヤモンド」「キュービックジルコニア」「クリスタル」に対して、見た目は似ていても、ダイヤモンドとは全く別の鉱物を目指して造られたのが「モアサナイト」です。
その始まりは1893年。フランスの科学者であるアンリ・モアサン博士が、アメリカのアリゾナ州北部に激突した隕石から、ダイヤモンドとよく似た特徴を持つ鉱物を発見したのです。調査の結果、この鉱物は炭化ケイ素で、ダイヤモンドと同じ炭素を含んでいることが判明。
そこで、ジュエリーとして合成する研究が進められたのです。
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4種のジュエリーの異なる輝きを見比べて
「モアサナイト」最大の特長は、なんといってもそのまばゆい輝き。「ダイヤモンドを超える」と言われていますが、実際、構造的にも、ダイヤモンドが作られている炭素が主要な構成要素のため、ダイヤモンドテスターでもダイヤモンドと判定されてしまうことがあるのです。
また、「モアサナイト」にもダイヤモンドと同じように、カラー(色)、クラリティ(透明度)、カラット(重さ)、カット(研磨)と、いわゆる「4C」と呼ばれるグレードがあります。ですから同じ「モアサナイト」でも、カラーやクラリティにはかなり幅があり、そこで大きく価値が変わってきます。
いかがでしょうか。天然ダイヤモンド以外の4種類の異なるジュエリーの違い、お分かりいただけましたか?
輝き、品質、価格もさまざまですが、共通しているのは、どれも美しいジュエリーであるということ。
下記にその特徴の一覧を用意しましたので、ぜひ見比べて、お気に入りを自分へのご褒美や大切な方への贈りものに、選んでみられてはいかがでしょうか。
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