【驚愕の価格！】人工ダイヤモンド1カラットの価格は？

人工ダイヤモンド（ラボグロウンダイヤモンド）を選ぶ理由には、天然ダイヤモンドと同等の美しい輝きに加えて、驚くべき価格差があると言われています。この記事では、人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンドの価格差について詳しく解説するとともに、「そもそも人工ダイヤモンドとは何か」を改めてご紹介します。

人工ダイヤモンドの魅力やメリット・デメリットを知れば、人工ダイヤモンドを選ぶ際に、その理由がより明確になるはず。

人工ダイヤモンド１カラットの価格はどのくらいなのでしょうか？ 天然ダイヤモンドと比較すると驚く、価格についてご紹介します。

天然ダイヤモンドの価格は、G.I.A（米国宝石学会）が定めた「品質評価国際基準」に基づいた4C（Carat：重さ、Cut：プロポーション、Color：色、Clarity：透明度）の評価によって決められます。同様に、人工ダイヤモンドの価格も4Cにより大きく変わってきます。一般的には、人工ダイヤモンドの価格は天然ダイヤモンドの２分の１から3分の1くらいが目安です。

人工ダイヤモンドの１カラットのジュエリーは、4Cの評価やブランドによっても変わりますが、だいたい30～50万円で購入できます。

一方、天然ダイヤモンド1カラットの価格は、有名ブランドのアクセサリーで200万円からが相場です。ノーブランドでも約100万円程度と高額です。

人工ダイヤモンドにはどんな魅力があるのでしょうか。ここからは、その魅力について解説します。

人工ダイヤモンドとは、ラボ（工場）で作られたダイヤモンドを定義する言葉です。ダイヤモンドは地底約100マイル付近、超高圧、超高温の「マントル」で数億年、時には数十億年かけて生成される奇跡の鉱物です。約99.95％が炭素からできています。人工ダイヤモンドも炭素からなる鉱物ですが、その生成は人の手で行われます。合成には大きく2つの方法があり、1つは、マントルの環境を人工的に再現する「高温高圧法 (HPHT)」。高温に加熱した工場内で、高い圧力をかけて生成されます。もう1つは、メタンガスとマイクロ波を使って、ダイヤの種となる「炭素のかけら」を雪のように降り積もらせ層を作っていく「化学気相成長法 (CVD)」です。どちらも精製技術は非常に高く、プロの鑑定士でも、肉眼では天然ダイヤモンドとの見分けが困難なほどの完成度です。

人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンドはどう違うのでしょうか。人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと本質的に同じ光学的、物理的、化学的特性を持っているため、ストーンの輝き、色や硬さなど、天然ダイヤモンドと全く変わりがありません。違うのは、地中で生まれ育ったか、ラボで生まれ育ったかという、成育環境の違いのみとなります。

人工ダイヤモンドは、「ダイヤモンドの偽物」と勘違いされることもありますが、先ほどもお伝えしたとおり、人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと同じ成分・構造のため、ストーンの輝き、色や硬さなど、すべてダイヤモンドと同じです。そのため、人工ダイヤモンド（ラボグロウンダイヤモンド）はアメリカ連邦取引委員会（FEDERAL TRADE COMMISSION)に『本物のダイヤモンド』と認定されています。

さきほど、人工ダイヤモンドの価格は天然ダイヤモンドの２分の１から3分の1くらいとお伝えしました。ここでは、ほぼ同じ鉱物ながら、それほどの価格差が生まれる理由を解説します。

天然ダイヤモンドは地底約100マイル付近を採掘します。採掘方法は、爆薬を仕掛けて粉砕したダイヤモンドの含まれる溶岩を回収する方法や、ドリルなどを使って、掘削されたものを運び出す方法が取られています。ただし、この溶岩の中にダイヤモンドのある確率は、わずか2000万分の1。宝石として使用できるダイヤモンドは、そのうちの10～20%です。つまり、非常に希少なのです。これに比べて、人工ダイヤモンドは工場で、数日から数週間で確実に製造されます。その差が大きな価格差につながっているのです。

需要と供給のバランスも価格に大きく影響しています。ルーツの違いから、天然ダイヤモンドは採掘量に対して、需要がとても高い宝石です。そのため、金額も高額にならざるを得ないのです。採掘量や流通量によって、相場の変動も大きいです。その点、人工ダイヤモンドは工場から安定して供給されるため、価格が安定しやすい傾向があります。

人工ダイヤモンドのメリットとデメリットはどこにあるのでしょうか。コストパフォーマスや環境への配慮など、さまざまな視点からご紹介します。

人工ダイヤモンドのメリットで最も大きいのは、やはりコストパフォーマンスです。天然ダイヤモンドと同じ金額なら、より大きなカラット数、より高品質のグレード、より豪華なデザインなどを楽しるので、昨今、結婚・婚約指輪としても人気です。

もう一つ、人工ダイヤモンドの大きなメリットがあります。それは、エシカルなジュエリーであること。天然ダイヤモンドを採掘する際には、炭素を57キロ排出し、477リットルの水を使用されると言われています。ときには、森林を掘り返すことも……。さらに、ダイヤモンドが高額で取引されるため、発掘や製造の過程で、紛争や環境破壊、児童労働に関与することも問題になっています。しかし人工ダイヤモンドは工場で製造されるため、環境破壊や児童労働に関与することはまずありません。そのため人工ダイヤモンドを選ぶことは、地球にやさしい「エシカルな選択」として昨今注目を集めているのです。

人工ダイヤモンドのデメリットの一つは、再販価値の低さです。天然ダイヤモンドの市場は大きく変動するため、年を経て再販する際に、購入時より高額で引き取られることがあります。特に、現在は世界一位のダイヤモンド産出国であるロシアが戦争状態にあるため、天然ダイヤモンドの価格は高騰しています。人工ダイヤモンドは安定的に供給されるため、再販する際に購入時より価値が上がることはありません。投資的なニーズでダイヤモンドを購入される場合は、人工ダイヤモンドはおすすめできない商品と言えるかもしれません。

もう一つのデメリットは、認知度の低さです。人工ダイヤモンドが登場したのは20世紀初頭のこと。まだ比較的新しいジュエリーのため、天然のダイヤモンドに比べると認知度がないのです。そのため、人工ダイヤモンドの価値を懐疑的な目で見る人もまだいるかもしれません。ただ、今後需要が高まるに連れて、認知度は上昇していく見込みです。

人工ダイヤモンドのクオリティは、天然ダイヤモンドに比べると劣るのでしょうか。ここでは、人工ダイヤモンドのクオリティについて検証します。

人工ダイヤモンドは科学的に見て、天然ダイヤモンドと同じ炭素から作られています。生成される過程は同じですが、天然ダイヤモンドとほぼ同じ鉱物だからです。屈折率や、輝きの元となる光の分散度も同じです。そのため美しさと輝きに遜色はありません。ただし前述した通り、天然ダイヤモンドにはわずかなインクルージョンがありますが、人工ダイヤモンドは完全にクリアのため、「人工ダイヤモンドのほうが美しい」と言う人もいます。

天然ダイヤモンドは、鉱物の硬さを表す「モース硬度」において、最高数値10の鉱物です。結晶構造が堅固なため耐久性が高く、酸やアルカリ溶液に触れても、ほとんど変化が起きません。他の鉱物と擦りあっても傷つくことはないでしょう。人工ダイヤモンドのモース硬度も10。耐久性は変わりません。どちらも、長く愛用することができるダイヤモンドです。

天然ダイヤモンドの評価には基本、米国宝石学会（GIA）が考案したグレーディングシステムが広く採用されており、そのグレードに合わせて鑑定書がついています。評価基準となるグレーディングシステムは「4C」と呼ばれており、カラー、カラット、クラリティー、カットの4つの基準で評価します。この「4C」の評価基準は、人工ダイヤモンドも全く同じです。

人工ダイヤモンドはさまざまな店舗で販売されてますが、価格や種類、販売方法はさまざまです。ここでは、人工ダイヤモンドの賢い購入方法についてお伝えします。

信頼できる販売店の選び方には、大きく分けて３つのポイントがあります。１つめは、認証書を確認すること。信頼性のある認証機関から発行された認証書を出しているかを確認しましょう。認証書があることにより、ダイヤモンドの品質が保証されます。２つめは、アフターサービス。購入後のメンテナンスやクリーニングサービス、リサイズなどのアフターサービスが充実している店であるかを確認しましょう。３つめは、返品・交換ポリシー。購入後に問題があった場合に備え、返品や交換のポリシーを確認しておきましょう。これら３つは、安心して購入するために必要不可欠な条件です。

最近はジュエリーのオンラインショップも増えています。ここでは、人工ダイヤモンドをオンライン、実店舗で購入した際のメリット、デメリットをご紹介します。

まず、オンラインショップで購入する際のメリットは、店舗維持費や人件費がかからないため、価格が実店舗より比較的リーズナブルな場合があることです。また、実店舗と違って商品を配置する場所に限りがないため、レアなデザインに出会える確率が高いことも、メリットと言えるかもしれません。デメリットは、サイズ感とイメージの相違です。実物を見ていないため、手元に届いてから「思っていたのと違った」と感じてしまう危険性があるのです。そのようなトラブルを防ぐため、商品が届いたら早めに開けて、サイズやイメージが合わない場合はなるべく早めにショップに相談しましょう。もちろん、手違いでサイズが間違って届くこともありえますので、そこも注意が必要です。他方実店舗のメリットは、実物を見たり試したりできるため、サイズ感、イメージの相違が生まれにくいことです。デメリットとしては、店頭に並べられる商品に限りがあるため、ベーシックなデザインが中心になりやすいこと。また店舗の維持費と人件費が必要になりますので、高額になりやすい傾向があることです。

人工ダイヤモンドを購入する際は、その品質を表す4C（カット、カラー、クラリティ、カラット）を確認しましょう。カットとは、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すためのカッティングが施されているか。カラーはダイヤモンドの色。無色に近いほど高品質とされますが、好みによっては少し色味があるものも選ばれます。クラリティとは透明度。内包物や傷の少ないものほど良いとされています。そしてカラットは、ダイヤモンドの重さ。こちらは、大きさにも直結します。加えて価格も、重要なチェックポイントです。同じ品質の人工ダイヤモンドでも、販売店によって価格が異なることがあります。複数の販売店で価格を比較し、最も納得できる価格で購入しましょう。

人工ダイヤモンドにトレンドはあるのでしょうか。ここでは、人気のデザインやトレンドについてご紹介します。

人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと同様、トレンドに関係なく使えるシンプルなデザインが人気です。一粒やヘイロー、フルエタニティリングやテニスブレスレットなど、飽きのこない定番アイテムが人気です。ただし最近は、人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドよりも安いため、「色々なジュエリーを楽しみたい」という人も増えています。そのため、昨今ではカジュアルなデザインのジュエリーの人気も高まっています。

人工ダイヤモンドはどのようにカスタマイズできるのでしょうか。代表的な例では、お好きなエタニティやテニスブレスレットのデザインをラボグロウンダイヤモンドでつくるなどが人気です。また、お好みの色のカラーダイヤモンドを組み合わせるのも人気です。さらに、プラチナ、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドなど、ダイヤモンドをセットする金属をカスタマイズする楽しみも。それぞれの金属が持つ、独特の色合いや質感で自分好みのジュエリーに仕上げましょう。記念日の贈りものなどでは、メッセージを加えるのもおすすめです。たとえば、リングの内側にイニシャルや特別な日付、メッセージを刻印することで、よりパーソナルなジュエリーに仕上げられます。

人工ダイヤモンドを一度購入したら、きちんとケアをして長く愛用したいもの。ここでは、ケアとメンテナンス方法についてお伝えします。

人工ダイヤモンドは、一年に一回を目安にクリーニングしましょう。その際に用意するものは、中性洗剤と柔らかい歯ブラシ、洗面器、布といったどの家庭にもあるもので大丈夫です。中性洗剤は、食器洗い用の洗剤で構いません。布は大まかに水気を切るタオルのようなものと、仕上げに細部を拭き上げる眼鏡クロスのようなもの、2種類を用意すれば完璧です。まずは、洗面器にぬるま湯を入れて中性洗剤を入れて薄めます。その中に人工ダイヤモンドを入れて浸け置きすると、汚れが浮き出してきます。この際、細かい部分にこびりついてしまった汚れは、コスメブラシなどの筆で落としましょう。汚れが落ちたら流水でよくすすぎ、布で細部までしっかり拭いたら完了です。

人工ダイヤモンドは物質の中で最も硬いため、ダイヤモンド同士で傷つけてしまったり、よりやわらかい宝石や貴金属の地金の部分を傷つけたりする場合があります。保管の際は専用ケースに、一つずつ保管してください。

人工ダイヤモンドはまだ新しいジュエリーですが、今後はどうなっていくのでしょうか。その未来と市場動向についての予測をお伝えします。

アメリカでの人工ダイヤモンドの需要は非常に大きくなっています。2023年6月には人工ダイヤモンドの消費が、ダイヤモンド全体の消費に対して50%を超えました。このことからも、今後、世界で人工ダイヤモンドが主流となることは確実だと言われています。

また、セレブやハイブランドがこぞって多額の出資をしており、市場も毎年拡大しています。ビジネスだけではなくエシカルな観点でも、多くのセレブを惹きつけているのです。最近では、セレブが「公の場で何を着用するか」は、ファッションを見せるというだけでなく、自分の「特定の価値観」を表明することを意味しています。そうした時流の中、数多くのセレブが人工ダイヤモンドを選択することにより、社会に対する自分の姿勢を示しています。

NEXT DIAMOND NEW YORK公式オンラインストア
1.01ct プラチナ 4つ爪 ソリティア リング
¥495,000

【 婚約指輪としても大人気！1ctの大粒の輝きが最高に「映える」定番のシンプルデザイン 】

女性なら誰もが憧れる1カラットのリングを、ストーンがより大きく見える4ツ爪のデザインで仕上げました。

NEXT DIAMOND NEW YORK公式オンラインストア
1.54ct プラチナ ヘイロー クッション リング

¥627,000

【 女性の自分買いで大人気！ワードローブにひとつは欲しいヘイローリング 】

エレガントで洗練されたデザインが女性から絶大な支持を得ています。実際のカラット数より、さらに大きく豪華に魅せるヘイローは婚約指輪や記念日の贈り物としても人気のデザインです。

NEXT DIAMOND NEW YORK公式オンラインストア
1.43ct プラチナ 6つ爪 3ストーン リング

￥605,000

【 “人とは違う”が魅力。婚約指輪としても人気です！ 】

マーキスカットのしなやかな曲線がメインストーンを包み込む、ブーケのように優雅なサイドのシルエットが、手元を美しく彩ります。女性なら誰もが憧れる、大粒の1.43カラットでご用意しました。