プロポーズのイメージ

大切な人との結婚が決まり、婚約指輪を贈られるシーンは幸せいっぱいで女性の憧れです。しかしいざ箱を開けてみると思っていたよりダイヤが小さくてちょっと悲しかった…、というパターンも有り得るかもしれません。日本で一般的に選ばれている婚約指輪のダイヤのサイズ感がどのくらいか、まずはイメージをご覧いただき、そして「迷ったら少し大きめが正解」な理由もあわせて解説します。

1 一般的に選ばれているダイヤのサイズ

1.1 カラット数別 サイズイメージ

婚約指輪として一般的に人気があるのは0.3ct(4.3mm)前後のカラット数といわれています。まずはダイヤモンドのカラット数と大きさのイメージをご参照ください。

カラット数別 サイズイメージ

1.2 一般的な婚約指輪のダイヤサイズの範囲

0.2~0.3カラット未満が33.9%、0.3~0.4カラット未満が24.6%で、約6割の人が0.2~0.3カラット台のダイヤモンドを選んでいるそう。そのサイズを選んだ理由としては、自分の手の大きさに合っていた、価格がちょうど良かった、という意見が多く見られたようです。(「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」による)

1.3 一般的なものより小さいのもアリ?

一般的なものより小さいダイヤ、たとえば0.1ctであれば約3mmです。グレードが高いものを選べば輝きは美しいのでお好みによってはアリかもしれません。しかし、小さいものが一粒だけですと女性が普段自分で購入しているファッションリングと印象が変わらず、「婚約指輪をつけている」という実感は少ないかもしれません。


小さいものをあえて選ぶのであれば、一周ダイヤが連なった「エタニティ」のデザインがおすすめです。エタニティは「永遠の愛」を意味するため、そのストーリー性からも婚約指輪に選ばれることが増えてきています。

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2.0ct プラチナ フルエタニティ リング

¥352,000

【永遠の幸せをつかむその手に、洗練されたエタニティの輝きを】
愛の誓いと絆の証にふさわしい、フルエタニティリング。シンプルだからこそ細部まで美しく映えるよう考えられた、ニューヨークデザインです。合計2カラットのストーンをあしらったラグジュアリーなリングは、重ね付けはもちろん、1本で主役になれる華麗な輝きで手元を彩ります。

2 迷ったら大きめを選ぶのがおすすめ! 大きめダイヤのメリット

大粒 エンゲージメントリング

サイズでもし迷われた場合は、少し背伸びして大きめのものを選ぶことをおすすめします。その理由を以下に解説します。

2.1 ハレの日がいっそう華やかになる

まずはプロポーズの瞬間の喜びが大きなものになり、婚約期間の幸せな気持ちを盛り上げてくれます。大きめのダイヤが放つ輝きはご自身の挙式披露宴はもちろん、ご友人やご親族のハレの日の参列のときにも華やかなオーラを添えられます。近年は挙式はせずフォトウェディングだけというカップルもたくさんいらっしゃいますので、写真映えという観点でもおすすめです。

2.2 歳を重ねても長く使える

20〜30代の女性の手に小さなダイヤはとても可愛らしく似合います。しかし年齢を重ねて節やしわが目立つようになった手には小さすぎて物足りなく、いつのまにか着けなくなったという話もよく聞かれます。人生を共にする大切な指輪なので、少し大きめの石を選ぶ方が歳を重ねた手元にも似合いますので長く楽しめます。今は「ちょっと大きいかな?」と感じる石でも大丈夫!着けているうちに自然と手に馴染んでいきますよ。

2.3 資産として受け継げる

天然ダイヤモンドであれば資産として、娘さんやお嫁さん、お孫さんに受け継いでいくという楽しみがあります。時代と共にリングデザインのトレンドは変わっても、ダイヤの輝きの魅力は変わりません。家族のストーリーと共に、美しいダイヤを受け継ぐのも素敵ですね。

3 ダイヤのサイズを選ぶ時のポイント

婚約指輪サイズ迷う

小さめ?普通?大きめ? ダイヤがどんな大きさでも、ふたりが「これがいい」と納得して想いを込められるものを選びたいですね。婚約指輪を選ぶにあたって、大切に長く使うために考えたいポイントをご提案します。

3.1 今より少し未来の手に似合うか想像する

婚約指輪は「末長く人生を共にする指輪」なので、今より少し未来、10年後、20年後、おばあちゃん世代になった時にも着けられるか?着けたいか?を想像してみましょう。

イメージがわかない場合はお店の方に聞いてみるのが近道です。様々な年齢やライフスタイルの方と接してこられた経験から的確なアドバイスがもらえるでしょう。

また、親世代のお知り合いに聞いてみるのもおすすめ。婚約指輪をはじめこれまでつけてきたどんな指輪がどう良かったか(良くなかったか)、同世代の友人からは出てこない実体験に目から鱗かもしれません。

3.2 使用シーンを考えてみる ハレの日だけ?普段使いもしたい?

どんな風に使いたいかを考えると、そのシーンにあったサイズ感が見えてきます。

・ ハレの日だけ着ける

少し背伸びして0.4ct(約4.8mm)以上の少し大きめを選んで華やかに!

・ お出かけのたびに着ける

一般的な0.2~0.3ct(約3.8〜4.3mm)で華やかさと使いやすさを両立

・ 結婚指輪と毎日重ね付けしたい

0.1~0.2ct(約3〜3.8mm)程度で複数並ぶ、小さいながらも婚約指輪としてのストーリーや輝きがあるものを選ぶ


いかがでしょう、方向性のイメージは湧きましたでしょうか?

4 予算内でカラット数をアップする方法

大きめのダイヤを選ぶとたいていの場合は金額が上がってしまいます。予算内でできるだけ大きめのダイヤを選びたい時に、費用を抑えられるポイントを3点ご紹介します。

4.1 ダイヤの評価基準4Cのグレードを抑える

ダイヤモンドの品質の評価基準として「4C」と呼ばれる国際基準があります。Cからはじまる4つの用語で、重さ(カラット carat)、輝き(カット cut)、色(カラー color)、透明度(クラリティ clarity)、と世界的に統一されています。

ダイヤの評価基準4Cのグレードを抑える

このうち【重さ(大きさ)の基準のカラット】と【輝きの基準のカット】をメインに考え、あとの2つは程々のグレードを選ぶことで、見栄えを保ちながら費用を抑えることができます。

4.2 石の数を増やしたデザインにする

小さい石でも複数集まれば大きいものに迫る華やかさが得られる可能性があります。一周ダイヤが連なり続ける「エタニティ」。込められた意味は「永遠の愛」。3つの石が集まった「トリロジー」。込められた意味は「あなたの過去も現在も未来も愛しています」。これらのデザインは婚約指輪としてのストーリー性があり、華やかさも十分にあります。


あるいはメインストーンの周りをメレダイヤで囲った「ヘイロー」というデザインも。「光の輪」を意味するので、「これからのふたりの行く道を照らしてくれる」、そんなストーリーが見えてくるようですね。

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【 女性の自分買いで大人気!ワードローブにひとつは欲しいヘイローリング 】

エレガントで洗練されたデザインが女性から絶大な支持を得ています。実際のカラット数より、さらに大きく豪華に魅せるヘイローは婚約指輪や記念日の贈り物としても人気のデザインです。

ラボグロウンダイヤモンドイメージ

4.3 価格は天然の約50%!人工ダイヤモンドを選択肢に入れる

近年、人工ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)の人気が高まりつつあります。人工ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)の価格は天然の約半分なのに、組成も輝きも全く同じです。生まれた場所が地球か、ラボ(工場)かの違いだけ、模造品ではなく本物のダイヤモンドなのです。「地球環境を破壊しない」「紛争を起こさない」「人権を侵害に加担しない」、サステナブルな選択ができる人工ダイヤモンドは、これから未来を紡ぐふたりが婚約指輪として選ぶ価値がある宝石です。

5 「本当はもう少し大きいのが欲しかった!」 これからできること

「もうもらったけど思っていたよりダイヤが小さくてモヤモヤしてる」「人と比べてダイヤが小さく感じてなんとなく着けづらくなった」…そんな思いをしている方もいるかもしれません。そんな時、これからできることがあります。

5.1 夫婦の節目や家族が増えた記念に新調する

結婚生活の節目の年に指輪を新調するのはいかがでしょうか? 5周年、10周年、「改めてこれからもよろしくね」の想いを込めて。お子さんの誕生にあわせて、家族の人数分の石が配置された「ファミリーリング」という位置付けで選ぶのも素敵な記念になりますね。

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【過去、現在、未来。形を変えて育まれる確かな愛の輝き】
運命の出会いから永遠の約束を交わすとき、そしてともに歩みだす新たな人生。これまでも、これからも変わることのない愛を象徴する3つの輝き。しなやかな曲線がメインストーンを包み込む、ブーケのように優雅なサイドのシルエットが、手元を美しく彩ります。

5.2 耐久性と長持ち大きめの石を足してリフォームする

石は小さいけど気持ちは嬉しいからこれはこれで大切にしたいという場合はリフォームをおすすめします。石はそのまま使用、地金も溶かして再度使うことであの時の想いを引き継ぎながら新しいリングを手にすることができます。その際新たに石を足すことで理想とする華やかさが実現可能に。貴金属が高騰している今、ジュエリーリフォームなら新たにリングを買い直すよりお手頃に素敵なリングに出会えるかもしれません。

5.3 カラット、カラー、クラリティ、カットの評価基準

天然ダイヤモンドの評価には基本、米国宝石学会(GIA)が考案したグレーディングシステムが広く採用されており、そのグレードに合わせて鑑定書がついています。評価基準となるグレーディングシステムは「4C」と呼ばれており、カラー、カラット、クラリティー、カットの4つの基準で評価します。この「4C」の評価基準は、人工ダイヤモンドも全く同じです。

6 まとめ

婚約指輪として一般的に選ばれているダイヤのカラット数は0.3ct(4.3mm)前後。もしダイヤのサイズで迷っているなら、長く使えるように少し大きめを選ぶのがおすすめです。


迷っている理由が、まわりと比べたりどう見られるかを気にしてのことであれば、それはどうか気にしすぎず、ご自身の気持ちをいちばん大切に。ふたりにとってベストなものを一緒に見つけていく過程も大切な宝物です。素敵な指輪選びの旅になりますように!


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